新築マンション購入のローン利息

新築マンションを購入する時には、ほとんどの場合で銀行などの金融機関からの住宅ローンを利用することになります。そのときには、当然ながら返済時に数％の利息を上乗せして支払いをしなくてはなりません。しかし、高額の買い物であるからこそできればこの金利を少なく利用したいと思うでしょう。
新築マンション購入目的で住宅ローンを利用するとき、簡単にできる利息軽減方法が「できるだけ頭金を多くする」ということです。自分たちの貯蓄の他に親から生前贈与される分の金額があるようなら、早目にマンション購入資金にあてておいた方がのちのちお得となる場合があります。用意できる金額があるのであれば、無理のない範囲で可能な限り多く支払いをするようにしておきましょう。
新築マンションを購入する時に注意が必要なのはこの「借りる金額＜返す金額」という原則です。金融機関から提示される金利を見ると３～５％程度と通常の現金借入に比べてかなり低く設定されていることに気が付きます。そのため、あまり細かく金額の計算をしないうちにローン契約をしてしまう人も見かけられます。
しかし、購入する新築マンション・分譲マンションの価格が３５０００万円と仮定をしたとき、頭金７００万円金利３％で計算すると支払総額は約４５２５万円となります。約１７２５万円が利息と聞くと、いかに金利の計算が大切であるかがよくわかると思います。ローン借入時にはできるだけ細かく金額の計算をしておくようにしましょう。